レジ袋の有料化が進んで、エコバッグが欠かせない存在になってきました。たくさんお買い物した時に、たっぷり入れられる大容量でおしゃれなバッグがあると、うれしいですよね。毎日使えてどんなスタイルにも合わせやすいシンプルなマルシェバッグを作りました。アイボリーの色味のシンプルな生地は、飾らずに毎日使え、使うほどにやわらかくなじんで、自分らしく使えます。持ち手も肩からかけられるように工夫してるので、荷物がおもくなってもとっても楽です。ひとつあれば大活躍ですね。数量限定なので、お早めに!
バルベリアオリジナルマルシェバッグ1100円(税込)
1987年7月発表の古いアルバムですがご紹介します。ジャズ、ボサノバ、映画音楽等をハイセンスで料理した橋本一子のヴォーカル・アルバム「MOOD MUSIC」です。橋本一子といえば当時YMO初の国内ツアーのサポートメンバーとして参加したこともある、クラッシックからジャズまで幅広い音楽を手がけるピアニストです。当時年齢は20代でのアルバムで内容はアントニオ・カルロス・ジョビンのナンバーやジャズのスタンダード、橋本一子オリジナル、そして、最後の曲は私の好きな曲エリックサティのジュ・トゥ・ヴーです。80年代流行りのシンセサイザーなどの電子音のないアコースティックなこのアルバムは30年以上バルベリアで聴いていますが、今になっても飽きのこない1枚です。
バルベリアたにぐち
糸島といえば野菜ですよね。もともとサラダ大好きな私は伊都菜彩にはよく出かけていますが、昨年末糸島に自宅を引っ越してから利用している野菜市があります。糸島の「野菜やトラキ」さんのアトリエ「トラキルート」で開催されている野菜市です。トラキさんのこだわり野菜は少量多品目で農薬、化学肥料を使わない農法で栽培されています。トラキルート野菜市はトラキ農園さんの野菜をはじめ、糸島の農家さんたちの愛情こもった、こだわり野菜たちが並びます。とにかくおいしい野菜たちなので、ぜひ足を運んでみてください。第1、第3土曜日の11時から15時開催です。(緊急事態宣言中は開催が中止になったり内容の変更があるようなので、インスタグラムなどで事前にチェックをお願いします) 毎月第1.3土曜日11時から15時 トラキルート野菜市 福岡県糸島市志摩岐志930 たにぐち
■■■ Shiho の U.K.通信 ■■■
スノードロップの苔玉。昨年のちょうど今頃、ロンドンのチェルシー薬草園でのワークショップに参加して持ち帰ったもの。参加者が大きな丸テーブルの真ん中に置かれた材料に手を伸ばし、久しぶりに童心に帰って夢中で作った思い出の苔玉です。この時期のチェルシー薬草園は保有する100種以上のスノードロップをお披露目する恒例のイベントで賑わい、私も毎年楽しみにしているのですが、ご存知のようにイギリス中で厳しい外出制限中で当然断念。ただ、屋外で健康を維持するための施設として開園しているのでロンドンにお住まいの方のみ訪問できます。それはさておき、愛らしい苔玉は帰宅後すぐに庭の一番目立つところにぶら下げていました。夏場は干からびて野鳥につつかれ遊び場になったりしていてそのまま放置して一年。すっかり気にしなくなり忘れかけていると...ひょこっと白い帽子を被った小さい芽が顔を出しています。枯れて海綿みたいだった苔も徐々に緑を取り戻しつつあり、毎朝紅茶をすすりながらエールを送っています。長く厳しい冬でも土の中でエネルギーを蓄えタイミングを見計らって発芽する球根の生育サイクルはドラマチックで本当にたくましい。コロナ禍の運動不足解消でずらりと並ぶご近所の前庭を観察しながらお散歩していると、暖冬の影響もあって早々と水仙daffodilのつぼみが膨らんでいました。湿ってくすんだレンガ色の街並みに、素晴らしく晴れ渡った青空、足元には春を告げる黄色い水仙。春の訪れを感じさせる見事なコントラストに足取り軽やか。きっと大昔から同じ気持ちで厳しい冬を凌いだのでしょう。想いを馳せては励まされている気分です。黄色い水仙のつぼみの花束は£1(\140程)で売られていて手軽にお部屋を明るくする春の花の代表格として愛されています。この冬はとりわけ暗く長い未知のトンネル。気が滅入ることが多いだけに何かに希望を見出して少しでも明るい兆しが見えるように願うばかり。スノードロップに始まり、水仙、アネモネ、ラナンキュラス、アリウム、チューリップ、ムスカリ、クロッカス...その他山野草などたくさんの球根を秋に植えました。これから芽吹いてくるとにわか園芸家の休眠時期もそろそろおしまい。今年ほど春咲き球根の栽培が待ち遠しい年もないかもしれません。
2021.02.01 Monday / -