6月に映画「男と女」のアンヌ役のアヌーク・エーメ、8月にはアラン・ドロンと続けて亡くなってしまいました..。アラン・ドロンといえば映画「太陽がいっぱい」ですね。今回はアラン・ドロン主演の代表作「太陽がいっぱい」のサントラのご紹介です。音楽はニーノ・ロータ、1960年の古い映画ですがアラン・ドロンがこの作品で一気に有名になりました。ニーノ・ロータはクラシックの作曲家ですが多くの映画音楽も残しています。ゴッド・ファーザー「愛のテーマ」も有名ですね。
「太陽がいっぱい」の撮影はナポリのイスキア島やプローチダ島、ローマで行われ、地中海の照りつける太陽に青い海が舞台です。貧しいアメリカ人青年トムは、金持ちの道楽息子フィリップの父親に頼まれ、彼を連れ戻すためナポリにやってきました。金にものを言わせるフィリップに怒りと嫉妬を覚えたトムは、フィリップを自殺に見せかけて殺し、財産を奪い取る完全犯罪を思いつく。完全犯罪を思いつく青年トムをアラン・ドロンが演じています。
ニーノ・ロータの哀愁漂う音楽が映像と物語をぐっと引き立てます。ラストシーンは映画史に残る名場面に名台詞です！！いつかお時間あるときに、素晴らしい映像と音楽と美しく格好良い、若き日のアラン・ドロンを楽しんでください。
バルベリアたにぐち
お盆の帰省ついでに角島に行ってきました。相変わらず気持ちの良い場所でした！白い砂浜とエメラルドグリーンの海の中を一直線に伸びていく角島大橋は本土と角島を結ぶ全長1780mで、橋と海の距離が近いので爽快感たっぷりでドライブができます。目的はイカ焼き、つぼ焼き！外で食べると特に美味しく感じます。他にも灯台の父と言われたイギリスの技術者リチャード・ヘンリー・ブラントンの最後の作品「角島灯台」も素敵でおすすめです。石造りで約30mの高さから日本海を一望できるのも魅力です。浅瀬のビーチやキャンプ場もあり夏には海水浴を楽しむ人でにぎわいます。色々と楽しめるので一度は行ってみてください。
金川
呼子には魚釣りで何回も通ってはいましたが、この夏に呼子朝市に初めてでかけました。大正時代から開かれているという呼子の朝市は日本三大か四大朝市の一つとされていますね。イカ焼きや一夜干しはもちろんのこと、この朝市通りおすすめはサザエの壺焼きかな。あと昨年オープンしたクラフトビール醸造所「ホエールブルーイング」、そして個人的に好きなのは「駄菓子屋あたご」。他にもお店がありますので、元気のいい露店のおばちゃんたちとお話を楽しみながら散歩できますよ。近年は全国的に朝市の衰退が見られているようで、ここ呼子も観光客の減少や後継者不足、高齢などを理由に店を畳む人が後を絶たないようですが、元旦を除き毎日（朝7時30分から12時まで）市が開かれているようですよ。 唐津は鏡山や唐津城などの観光地やJAからつ直営の直売所「唐津うまかもん市場」もおすすめなので、涼しくなったらドライブがてらお出掛けにいかがですか。
※「駄菓子屋あたご」は9：30開店、水曜定休日です。
たにぐち
■■■ Shiho の U.K.通信 ■■■
残暑お見舞い申し上げます。記録的な酷暑が続いているとのニュースに、早くさわやかで実り深い秋がおとずれますように祈っています。こちらも稀に見る長雨の悪天候続きで、市民菜園の野菜たちが育ってくれません。最初から上手くいくとは思っていないけれど、野菜作りの新参者として洗礼を受けている気分です。それでも一日一回は様子を見に訪ねていると、先日隣の区画のご夫婦から、とても嬉しいオファーをいただきました。彼らの区画は半日陰でなかなか野菜の成長に納得していないそうで（私たちから見ると素晴らしい収穫なんですが...）カウンシルに相談して、空きがでた日当たりのよい区画に移れることになったとのこと。なので、もし興味あれば今の区画を使ってみない？との提案です。周りを見渡すと残念ながら諦めてプラスチックポットが散らかっていたり、雑草のジャングルになっていたりで、カウンシルから注意を受けても手放さない偏屈なオーナーがいます。私たちが荒れ果てていた区画を昨夏から一生懸命きれいにして、この春ようやく本格的に野菜や植物を育て始めたのを彼らはちゃんと見ていて、今まで大切に可愛がっていた区画を譲りたいとのこと。私たちの区画はツールなどの収納が乏しく彼らの区画はどっさり！しかもガラス張りのグリーンハウスは置いていくからどうぞ！と、こんなに嬉しいことはありません！譲っていただいた区画には野菜はほどほどにして、野趣溢れる『The Secret Garden 秘密の花園』をイメージしてニンマリしています。
