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大晦日から宮崎に帰省した年は必ずいつものメンバーで海岸まで1時 間以上かけて歩いて行き、初日の出を見るのが恒例行事です。
tune201501.jpg日の出時刻の2時間前に家を出発、その時間帯は宮崎とはいえ極寒です。完全防寒スタイルで暗闇の道程をひたすら歩き、やっと 体が温まっても、海辺に付いて待っている間にまた冷えきってしまいます。それでも太陽が顔を出し始めると、一瞬にしてポッと暖かくなるの です。そして、波の音だけが響いていた暗闇から水平線が広がる美しさに、毎回感動します。太陽のエネルギーを力強く感じる瞬間です。その パワーを感じながら、今年も頑張ろうと決意を新たにすると、良いスタートがきれた気がします。宮崎は海で朝日を見るのが当たり前でした が、福岡(日本海側)は山から朝日が昇りますよね、それも当たり前の事なのかもしれま せんが、山から昇るご来光を見るのも、きっと格別なのでしょうね。皆さま、どの様にお正月を迎えられたでしょうか?良い一年になりますよ うに。 バ ルベリア・恒吉





あけましておめでとうございます。お正月はどうお過ごししましたか?
osa201501.jpg私はいつものように宮地嶽神社と宗像大社 へ初詣にでかけました。宗像大社といえば交通安全祈願で有名ですが、じつはとても古く由緒ある神様(宗像三女神)のお社で強力なパワーを もつ神社といわれています。辺津宮本殿(市杵島姫神)にお参りした後、帰らずに右側入口から高宮参道へ向かい奥に進むと第二宮(田心姫 神)と第三宮(湍津姫神)と神をお迎えする場所があります。お参り後、再び高宮参道へ戻り森の中の階段を登って「高宮祭場」へ。そこは宗 像三女神御降臨の地と伝えられている場所。初詣だけでなく、時々訪れるこの場所は静寂と共にたくさんのエネルギーを感じることができま す。なにか吹っ切れないことがあるときに是非「高宮祭場」まで足を運んでみてください。お天気のいいお昼間に出かけると最高です!たにぐ ち












2012年の9月 に西区姪の浜から早良区南庄に移転リニューアルした大好きなお店frangipani(フランジパニ)
kane201501_768.jpgトンガリ屋根が目印の一軒家で全国から約30名の陶芸家さんの器が並んでいます。お手頃で使い勝手もよく、それでいて作り手さんの個性が楽しめる素敵な陶 器がたくさんあります。一軒家でされていることもあり日々の生活のお手本になるような器の見せ方やテーブルコーディネートなどとってもセ ンスがよく、個人的にも真似をしたりしています。やっぱり色々見たなかで選んだ器で御飯を食べると幸せな気持ちになりますね。とにかく素 敵なお店なので足を運んでみてください!!そんなfrangipaniさんが4月19日にバルベリアで開催の、ふわらか市場に出展が決まりました。一番楽しみにしているのは私なのかもしれません が是非その日はスケジュールを空けててくださいね。バルベリア金川
福 岡市早良区南庄6-10-25 うつわ屋 frangipani





■■ Shiho の U.K.通信   ■■
明けましておめでとうございます。
uk201501.jpg新春号ということで(勝 手に)今回UK通信はお休みして、先月訪ねたヨーロッパの西の果て、スペイン領カナリア諸島の旅 行 記にお付き合いください。アフリカ大陸の北西、大西洋上にある7つの火山群島からなるカナリア諸島、その属する島の一つ、フェルテベン トゥーラ島の小さな漁村エル・コティージョにお家を借りて2週間滞在しました。この村は年中温暖な気候からヨーロッパのご年配の方々、特 にリゾートホテルを好まず暮らすように滞在するのがお好きな方々に人気ですが、私にとっての一番の決め手になったことは新旧二つの漁港が あること!です。ひなびた古い港は現在では船の姿はありませんが、当時の雰囲気を残しながら入り江を囲むように漁船のモニュメントや海を 守る女神の像、タパスバーやオープンテラスのレストランが数件あります。はやる気持ちと匂いにつられて散策中にふらりと入ってみました。 ここでもフィッシュアンドチップスを注文する隣のテーブルのイギリス人御夫婦(言葉のなまりからスコットランド人)を 余所目に豪快にタコのカルパッチョや海鮮グリルをいただく誇らしさと言ったら筆舌に尽くしがたい。わっはっはっ!な気分。他にもフランス 人女性が経営するパン屋さんは毎朝8時にはサーファーが焼きたてを求めてお店の外まで並んでいたり、気ままに開けるドイ ツ 人オーナーの手作りアイスクリーム屋さんも人気で老夫婦がベンチに仲良く座って分け合っている姿はまるで一枚の絵葉書のようです。スー パーや市場で地元の食材を仕入れて慣れないキッチンで料理したり、レンタカーを借りて注意しながら反対車線を運転したり(ちなみにイギリ スは日本と同じく左車線)多少の不便やハプニングは旅ならではの愉しみ。読書中に砂浜で動かなくなったバンに助けを求められて、タイヤの 周りの砂を手ではらい久しぶりに渾身の力を込めて車を押しました。本当に久しぶりに力の限りに。人の助けになれることは喜びでもある以上 に自分を健やかで豊かにしてくれる気がします。旅の醍醐味は限られた時間の非日常を存分にあじわうことだと思っていたけれど、実は日常の 延長なのかも...普段の生活で知らんぷりしてること案外多くないかな?と考えを改めてみました。村にようやく馴染んで生活にリ ズムができ始めた頃、たくさんの気付きをお土産にホリデイは終わります。また絶対に来よう。
2015.01.01 Thursday / -
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