

今年の年末も「お楽しみ袋」を販売致します。
予約も受け付けておりますので、お声掛け下さい。2017年12月が袋の引き渡しとなっております。お楽しみに♪
価格は5,000円の予定です
バルベリア金川
■■■ Shiho の U.K.通信 ■■■
残暑がないイギリス。冷夏が普通だから当然と言えばそう。寧ろインディアンサマーという思いがけず戻ってきた真夏のような天気を大喜びするのだけれど、今のところやってくる気配はありません。店頭のBBQ用品は片付けられ、賑やかなハロウィングッズ、隅にはもうクリスマス関連の品々も並んでいます。去る者は追わず来る者は拒まず。あまり執着せず、さささと気持ちを切り替える…名残を惜しむ間もなく気づけば朝の紅茶が美味しく感じられる季節の到来です。さて、前号からのつづき。フィンエアーでのハプニング。8月某日午前10時福岡発ヘルシンキ行きがパイロットのまさかの体調不良で遅延、午後9時半出発に変更されました。半日近く時間を潰し再びチェックインを終えた乗客は全員機内へ、長いお詫びのアナウンスが流れ、ゆっくり滑走路に移動しエンジンを温めはじめます。が、何やらまたしてもトラブルの模様。ずっと管制塔とのやり取りを行っている様子で、いつの間にか10時を過ぎ11時をも過ぎてしまいました。ひゅうんとエンジンが静まり、苛立ちざわつく重い空気の中、ささやくようなアナウンスが流れました。交渉を続けていたけれど福岡空港の規定上午後10時以降は離発着できないため欠航せざるをえないこと、税関など空港職員も既におらずその手配のために時間を要すること、なのでこれから食事を配ること…メニューは…。その後、機内から解放されたのは深夜1時過ぎ。入国審査を抜け、スーツケースを引き取り、繁忙期しかも超深夜ということもありホテルの手配はやってもらえず(個人的に手配した分は後日精算)、銀色のヨガマットみたいなのとブランケット、ペットボトルのお茶を配られ、空港外に出る場合は職員に予め知らせるように告げられました。サバイバルモードで一夜を明かそうかと思ったけれど、午前10時より早く飛ぶことはないとのこと。それならばと藤崎にいる友人に電話すると奇跡的に繋がり(起こしてごめんなさい)、午前3時にいそいそとタクシーで移動し泥のように眠りました。夜明け頃、午後1時再出発決定の連絡が入り、空港へ余裕をもって舞い戻るも、システムの不具合もありチェックインカウンターは大混乱。大抵こういう時予め代替便が用意されているのだけれど、3時間待ってようやく搭乗券が発行され、私はゲートまで職員と全力疾走する最後の搭乗客となりました。福岡→ヘルシンキ→ストックホルム→ロンドンって北欧内を無駄に経由して当初の予定より30時間遅れでロンドン到着。混乱の中スーツケースは二つとも無事に届くという奇跡。フィンエアーの機内では名物ブルーベリージュースを是非飲んでください。美味しいのはもちろんですが、何より心が落ち着きますので…。その頃のTV番組「動物奇想天外」で動物学者の仙石先生が訪れていた事を思い出します。近年は米CNNで「世界6大スポット」のひとつにも選ばれたことがあるとか。そこで新宮町が大の猫好きとして知られるイギリス出身の世界的シンガーソングライター、エド・シーランの楽曲を使ったPR動画を作成しYouTubeにアップしています。10月は来日公演があるエド・シーラン。昔から猫が多くのんびりした場所なので、素敵なPR動画なんだけど島にどんどん人が押し寄せたらやだな〜って思ったりもしています。たにぐち
https://www.youtube.com/watch?v=jvELIshLFQo&list=RDjvELIshLFQo
