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miroco201712ブラティスラヴァ世界絵本原画展で連続受賞を果たすなど、その活躍がますます注目される画家・絵本作家のミロコマチコさんの初の全国巡回展が長崎県立美術館で開催中です。本展では、展覧会のために描き下ろした絵画をはじめ絵本原画、立体作品、人形、家具ブランドとのコラボレーションなど多彩な作品約250点によって、その魅力に満ちた世界を余すことなく体感できるそうです。「オレときいろ」(2015年、金のりんご賞)、「けもののにおいがしてきたぞ」(2017年、金牌)などブラティスラヴァ世界絵本原画展の受賞作はもちろん、出来たての絵本「まっくらやみのまっくろ」の原画も展示。2018年1月8日まで会期なので、この機会をお見逃しなく!長崎県美術館の展示室は「いきものたち」の気配と音に満たされてるそうですよ!たにぐち



azisaka201712アジサカコウジ夜個展「タンゴ」開催中です。(2017年12月1日〜2018年1月31日)今回の個展は新旧の作品の中から何となく怪しい気配のするものを25点くらい選んで展示販売です。(作品は12月と1月で若干異なります。)会場は狭い路地裏にあるとってもいかしたバーの2階で、夜間のみの営業です。入場は無料ですが、時間や心持ちに余裕がある方は、1階のバーで何がしか飲んで鑑賞って手もありですね。(場所)スタンドバーBEM (ベン)2F 福岡市中央区大名1丁目-11-29-5(TEL)092-721-6829(営業時間)18:00〜翌1:00
(店休日)毎週火曜日と12月30日(土)〜1月4日(木) ※バルベリアでは2018年1月よりバルベリアブレンドコーヒー・アジサカコウジイラストバージョンを期間限定で発売いたします。こちらもよろしくお願いいたします。




kane201712時代劇や歴史のドラマなどで、お金に困った時に簪(かんざし)を売りに行くシーンをよく観ますよね。江戸時代当時、美術工芸品といわれる飾りぐしなどの装飾品は、べっ甲(タイマイという海亀の甲羅)、象牙(象の門歯)、金蒔絵(漆模様に金粉や銀粉を蒔き付ける技法)、江戸ギヤマン(ガラス)など、職人手作りの最高級品が作られていてそれなりの値段で売れていたようです。特にべっ甲は家が一軒買えるほどの物もあったみたいです。でも、士農工商の身分制度のもと庶民は贅沢を禁止されていました。幕府からは「奢侈禁止令」をたびたび発令され、装飾品だと売り手も買い手も罰せられる恐れがありました。そこで簪の先を耳かきにして「実用品である」という体栽を取って庶民も持つことが出来たみたいです。幕府も見て見ぬふりをしていたのでしょうが…笑 面白いことを考えますね!そんなシーンを観たらなんとなく思い出してくださいね!金川




cd201712これを聴かないとクリスマスが始まらない、私いちおしのクリスマス定番の1枚。 このシンガーズ・アンリミテッドの1971年録音の「Christmas」はア・カペラ・コーラスによるアルバムです。多重録音を駆使したア・カペラで全17曲すべてが美しく透き通るようなひびきで、とてもハッピーのしてくれます。この時期に引っ張り出して聴きたくなるCDやレコードってありますよね。今年のクリスマスイブのお天気ってどうでしょうね。近頃ホワイトクリスマスって感じの日がない年が続いてますね。雪が降って少し寒いくらいが雰囲気いいのにね。イブは私は時間があったらいつも教会に足を運んでいます。一番クリスマスを感じますもん。皆さんもハッピーなクリスマスと新年をお迎え下さい。バルベリアたにぐち



■■ Shiho の U.K.通信   ■■
uk201712木枯らしが歩道の紙屑や落ち葉を空高く巻き上げるなか、在外選挙人登録のためロンドンにある日本大使館へ出向きました。面倒な書類の手続きが足を遠のかせていたけれど、最近のニュースを見聞きする度に、やはり日本の政治(暮らし)に一票を投じたい思いが強くなりました。申請から在外選挙人証が交付されるまで2か月以上もかかるのだそうで、在外邦人まで眠っておいてほしいのか…と悶々としてしまいます。同じ議院内閣制であっても、議会と国会と呼び名が違うように、英語でもイギリスでは”Parliament” 日本では”Diet”なんですね。おもしろい。それはさておき、公共の交通手段を使うときに毎回モヤモヤするあること。イギリスの電車の中はとても自由です。以前も紹介した大型犬2頭と一緒に乗り込んでくる名物おじいさん、「皆どうして暗い顔してるの?笑って!」と歌うように問いかけながら各席を回るおばさん、”Quiet Zone”(静かに過ごすための車両)でも携帯で奥さんとずっと話しているビジネスマン。帰国すると日本での公共のマナーが徹底されお行儀良すぎて、逆に落ち着かないくらいになってしまいました。そう言えば、アジア人の中で日本人とすぐわかるのは、大抵ささやいていると誰か言ってて頷きました。電車の車両には2席が互いに向かい合えるようなグループ向けの座席がいくつかあります。そこで、乗車時に既に混み合い奇跡的に空いている見知らぬ人の隣に座ったとします。しばらくして乗客が一気に降りて目の前の2席が空きました。どうします?他に立っている乗客がいなければ、当然移動して見知らぬ人と斜めに向き合う感じで座りますよね。そ、そういうのがないんです!ずーっと自分が降りる駅まで座ったまま動かない人がほとんど(席を譲る場合は除く)。こんな感じで他の席も空いているのに他人同士が横に座っている光景を見ては、つい静かに笑ってしまいます。地下鉄でズラリ横並びの席で乗客と乗客の間が3席空いてたとします。当然真ん中に座りますよね。で、混んできたら詰めるとか。しかし、こちらでは結構な確率で平気で隣に座ってきます。最初は痴漢?スリ?と思いました。隣人に尋ねると「面倒くさいからドアに近い席に座る」「そんなこと考えもしなかった」と逆に感心されました。一様にどうでもいいところで働く効率化がインプットされているというか。あるところで異常に気配りが過ぎてしまうというか。ミステリーだらけのイギリスから今年も一年ありがとうございました
2017.12.01 Friday / -
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