■■■ Nena の Ｂａｒｃｅｌｏｎａ 通信 ■■■Carxofa Alcachofa アーティチョーク
日本では一度も口にしたことがなかったお野菜で、ここBarcelonaに来てから大好きになったものの一つにAlcachofa(アーティチョーク)があります。
地中海地方の冬のお野菜、こちらではverduleria(八百屋)にあの見た目ごっつっとした形のものが山積みにされています。最初はなじみのない味、「この味は？？」で始まったのに、今に至るとすっかりAlcachofa党になりすました私。茹でたり、素揚げでチップス風にたべたり、Tortillaの具になたっりといろいろありますが、私が一番おいしい！っと思うのは、お塩とオリーブオイルを軽くかけ、オーブンで丸焼きにして食べる、まったくの家庭料理風。手間もかからず、ただひたすら待つだけ。ただし、SalsaRomesco(サルサロメスコ)はしっかり手作りで用意しますよ。どうやって食べるの？私も初めてのときは疑問だった食べ方。花弁っぽい葉の部分を一枚一枚外側から剥いて、根元の実の部分を(ほんのわずかな部分をリスのように)食べていきます。salsaをつけるつけないはお好みで。そして最終的到達地点であるcorazon(芯、実の部分)をしっかりと堪能するという具合。枚一枚少しずつ絶頂に近づいていく、この過程がたまらなくおいしくさせているんですね、まったく。 nena
食文化プチルポ��一月号に続く、第2回目の食文化プチルポは、｢フランス料理の歴史」について語ってみよう。
世界に名だたる"美食（ガストロノミー Gastronomie）の国"として知られるフランス。しかし14、15世紀頃までは、王侯貴族も手づかみで食事をする、ヨーロッパの野蛮な一地方のひとつだった。現在のフランス料理の原型は、ルネサンス期のイタリアから、当時フランスの王であったアンリ2世と婚姻したカトリーヌ・ド・メディシスとその専属料理人によってもたらされたと言われ、ブルボン王朝の最盛期に発達した。それに伴い、ハプスブルク家により、ロシア、ドイツなどの宮廷に広まった。また、フランス革命以後、宮廷から職を追われた料理人たちが街角でレストランを開き始めたことから、市民の口にも入るようになった。
そして華美豪奢な宮廷料理の対極にあったのが庶民の家庭料理であり、その延長線上にあるのが地方色豊かな特産物を用いた郷土料理、地方料理といわれるもの(大名で食べられる街角フランス料理(写真)といえばネジテパ)である。フランス料理の偉大なところは一地方の料理でさえ、万人に美味しいと思わせる普遍的な味を持っていることである。
宮廷から高級料理店へと培われてきた様々な食材にあった調理技術の開発が民間へと伝えられ、郷土の味を高めてきた結果なのだろう。高級レストランだけでなく郷土料理を求めて世界中からたくさんのグルメたちがフランスにやってくる理由がこれである。 みのり
物を大切にしてますか？バルベリアのお客様に店内がアンティークですねって言われる事がある。ただの中古（がらくた）だけど修理してみがいて使っているから、きっとその物達が輝いて見えるのだろうか。
アンティークといえば、最近かわったショップに行った。工作用具やら鉄道のふえやらコンパスやらいろいろなアンティーク小物たちがイギリスからこの店にやって来ている。大切に使いこんだあじとその頃のデザインのよさは必見ですよ！購入し使うもよし飾るもよし。メガネ店主の相良さん（ふえ好きらしい）にまず話を聞いてみて。 谷口修
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シードルをご存知ですか。主にフランスで作られるリンゴから作ったスパークリングワインです。今ネジテパで飲めるのは、ローイック・レーゾン・ボレー・ダルモリック・ドゥー。フランス・ブルターニュ産の甘口のシードルです。アルコール度数も2%と控え目なので、ジュース感覚でどうぞ。 宮田寛之
グラス\525。ボトル\2625。
