2023年7月16日に76才でなくなったジェーン・バーキン。
私にとっての思い出の作品は1969年の映画「スローガン」です。日本で公開されたのは1990年代になってからで、福岡ではKBCシネマで上映されました。スキャンダラスな話題をよんだデュエット曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」で知られるセルジュ・ゲンスブールとジェーン・バーキンのロマンスが生まれるきっかけとなった作品です。この映画はジェーン・バーキンのバッチリアイメークにミニスカートに脚線美と魅力満載。また、劇中のファッションやインテリアもスタイリッシュで楽しい作品です。アストラッド・ジルベルトに続きの訃報ですが60年代、70年代の映像を見てるとふたりともほんと魅力的ですね。
あと、ジェーン・バーキンといえばこんな話もありましたね。ジェーンは、どこに行くにもロンドンのマーケットで買ったカゴバッグに大量の物を詰め込み持ち歩いていた。ある日、ロンドン行きの飛行機で隣り合わせになったエルメス(HERMES)の社長に「あなたが欲しいバッグを作りませんか?」と声をかけられ、「母親になったばかりの自分のニーズを満たすようなバッグない」とこぼしました。そこで完成しジェーン・バーキンに送ったものがエルメスの「バーキン」です。ジェーンの理想を形にしたこのバッグは、世界中の女性たちの憧れのバッグとして今もなお人気ですね。たにぐち
九州にやっとフランス発の高鮮度、ナチュラル製法の冷凍食品Picard「ピカール」ができました。
正確にはスーパー内の一角に設けるショップインショップ形態「プティピカール」という形での出店ですが、嬉しいかぎりです。西区豊浜にあるイオンマリナタウン食品フロアのリニューアルで7月から冷凍食品コーナーが豊富になりました。小規模なので全ての商品があるわけではないですが、人気のクロワッサンはちゃんとありましたよ。他にもチーズ系の商品は豊富なので見てても楽しいです。なかなかマリナタウンに行くことはないかもしれませんが、近くに行ったら寄ってみてくださいね! 金川
鳴き砂で有名な「姉子の浜」は糸島の二丈鹿家にあります。
姉子の浜はご存知の方も多いかと思います。鳴き砂は石英が主成分で、摩擦によって「クックッ」て音がします。砂浜を歩くと、砂が鳴いているような音がするということから鳴き砂と言われますが、歩いただけでは鳴きません。この日も歩くだけでは鳴きませんでした...。しっかり砂が乾いている状態で、足でするように歩くか、、手で砂の表面を掃くようにすると鳴きます。次に行くときは鳴かせたいと思っています笑。そういえば、2、3年前のタモリ倶楽部で「足の裏がもっとも気持ちいい砂はどれだ?日本列島足砂選手権」で「姉子の浜」の砂も紹介されてたなあ。上位にはならなかったけど...。でも、お天気いい日は気持ちの良い場所なので二丈あたりを通りがかったら思い出してくださいね。ただし、日中は混んでいて駐車場も狭いので要注意です。 たにぐち
■■■ Shiho の U.K.通信 ■■■
先月は不安定な天気が続き、鬱々とペンキ塗りなど改装工事に勤しんでいたところに嬉しいお知らせ。
役所に申し込んで1年以上待っていたAllotment(市民菜園)に空きが出たとのこと。こちらから問い合わせないとどんな様子か教えてもらえない塩対応にはもう慣れ過ぎていて、今まで「たくさんの方が待っています」 ⇒「あなたの前に26人待っています」⇒「10人です」⇒「まだ興味あります?」こんな感じで、ようやく獲得できて飛び上がって喜んでいます!根気よく諦めず煽り続けた自分たちを褒めたいし、役所がきちんと仕事をしてくれたことに感謝。今までの暗雲立ち込めるイライラもすっかり晴れ渡り、高揚感に変わりました。フランスの家を手放してイギリスで暮らすことになった義父母に共同で使おうと打診すると大喜びで、共に園芸ライフをスタートできることに。先日一緒に下見に行ったところ、区画にはどうにか立っている小さな木製の小屋にホースや金網が放置され、伸びきった雑草の下には所々にビニールシートが見え隠れ。いつの間にかポケットからメジャーを出して計測している義父の目が光ります。フランスには家より大きな納屋が離れにあり、トラクターやDIY工具がずらりと並び、自ら造園して野菜や果樹を育てていたのでとても頼もしい存在です。解約の際に戻ってくるデポジットとして£40(\7200)、区画の大きさにもよるけれど月々£2~3(\360~\540)で夢の農場主!引っ越しして庭仕事、とりわけ切り花用の畑に飢えていたのでとにかく嬉しい。これからインドアに加えアウトドアもリフォーム作業で忙しくなりそうです。(写真はお向かいの菜園のサイン『平和の庭』。頑張って書いた味わい深い字にいつも微笑んでしまいます)
2023.08.01 Tuesday / -